不幸のメールが届いたのは出発の24時間前でした
24時間前といえば、わたくしがブランデンブルグ空港に着いたかどうかのタイミングでした
うかつにもメールに気付いたのは出発当日朝のことでした
前夜ベルリンフィルで演歌ショー(違)を堪能し、早めに休んでスッキリ起床
電車に乗ってブランデンブルグ空港へとって返し、自動チェックイン機で出した航空券は
メールにあったとおり、往復ビジネスクラスで取っていた往路が、ビジネスからエコノミークラスへダウングレードされていたのでした
くぅそぅ〜エールフランスにしてやられたぜ
しかし本日たった今の出発を控え、予定は変えるわけにはいきませぬ、苦渋のダウングレード了承
保安検査場に乗客のワンコ
券面にSKY PRIORITYの印字があり、保安検査こそ優先レーンは使えたものの
スカイチームはノンステなわたくし、往路エコノミーの場合、ラウンジテンペルホーフは利用不可
(€ 45払えば入れるけどココにそこまでの価値は…)
「もともとビジネスだから〜通しのチケットで〜」と騒ぐのもヤボなこと
気持ち切り替え、この渡欧は大変お世話になったラウンジテンペルホーフ真横のメーヴェンピックカフェにお邪魔します
€23まで使える持っていて良かったプライオリティパスにて、パニーニとカフェ・オ・レWと炭酸水にクッキーで朝食としましょう
カフェのキッチンで熱々に焼いたハムチーズのパニーニ旨し、たっぷりのカフェ・オ・レも朝早くから何も食べずにずお宿を出てきたわたくしの五臓六腑に沁み渡ります
ラウンジのダサいホットミールよりカフェの焼きたてサンドの方が100倍良いではないか、フンス
↑いわゆる認知的不協和です
腹が満たされると気分も余裕、時間が来て謎のスマートリンクス航空オペレーションAF1435へ搭乗します
お初スマートリンクス、ウィキによるとラトビアのチャーター専門だとか、外装はのっぺり真っ白
https://en.m.wikipedia.org/wiki/SmartLynx_Airlines
内装は中国や東欧圏航空会社を思い出させる鈍い青灰色
安全のしおりはLCCのにおいがプンプンするこれまた鈍いオレンジ色
おそらくオリジナルではビジネスクラスだったはずの前方3列は、真ん中席がブロックされていました
※ 以下閲覧注意
機窓にワタ塵が…と思って、よく見たらどこから迷い込んだのか蝿の死骸が複数
窓枠を外すのは整備レベル、客室乗務員に言うてもその場ですぐには取り除けない案件、諦観してそのままCDGまでご一緒します
年末を華麗にビジネスクラスで飛ぶ予定が、何が悲しくて蝿の死骸と過ごさねばならぬ?
機体も客室乗務員もスマートリンクスではありましたが、機内サービスはエールフランスの物資が提供されました
ということでエコノミー客は何の影響もなく、割を食ったのはビジネスクラスの乗客だけだったようです
クッキーとコーヒー貰って蝿の死骸とトホホな記念撮影して、シャルルドゴール空港に到着です