この回はベルリンの私的なあれこれです
「オメーのプライベートなぞ興味ないわ」な方はすっ飛ばして下さい
滞在中は近所のスーパーで食材を買い込み、自前で簡単な朝食を済ませます
大好きなデパートKaDeWeはバレンタイン商戦、ハートなチョコレートに満ち溢れていました
以前からの謎、カボチャは何故かホッカイドーと呼ばれます
そして在伯の友人とオイスターバーで待ち合わせ
冬季のお楽しみ生牡蠣でどっきり生食KP!
友人と解散し、夜はベルリンフィルハーモニー
フォイヤーに難民とその直前に発生したトルコシリア地震へ支援コーナー、地震多発国日本人のわたくしも心ばかりほんの数ユーロ寄付
演奏会は本来ならお髭のペトレンコ指揮でチェコ人作曲家ミロスラフスルンカ(で読み方良いのか?)の「超オーガニズム」の初演のはずでした
しかし昨年夏の骨折のボルトでも外すのか、足の怪我のフォローアップのためペトレンコはキャンセル…トホホ
そんなペトレンコのピンチヒッターといえばこの人だろうと予感はしました、代振りはダニエルハーディング
さすがにプログラムから初演の「超オーガニズム」は外れ
ドビュッシーとブリテンを入れ、テーマは(無難に)「海」の形を組んだようです
さて翌日も近所のスーパーを徘徊、怪しいほど安いPBビールとみんな大好きレンチン用カリーブルストを発見
いそいそと購入し、さっそくお宿に備え付けのレンジで試してみます
600Wで約2分、屋台のカリッと感に及ばずも、お宿でいただく軽食としてリピあり
カリー繋がりでレンチンのカレーで夕食を摂り
夜はベルリン国立歌劇場へ繰り出します
演目は「サムソンとデリラ」わたくしぢつは同じ演出で同じシュターツオーパーで
トーマスグッガイスの指揮で既に1回観ていたんですが
今回はバレンボイム先生が指揮するって事で楽しみにしていましたら
昨年より健康面で不安定だったバレンボイム先生、にゃんと1月末をもって30年勤めたGMD引退
そして体力勝負のオペラ指揮はもう振る予定もないと…
結果代わりの指揮者はトーマスグッガイス…
ただし歌手陣のサムソンが前回はシャーガーで、今回の目玉はデリラがガランチャ
ガランチャは安定で上手い(語彙力)、華がある(語彙力)、そしてバレンボイム先生の代役グッガイスにも惜しみない拍手
同じ演出の同じ演目を同じ劇場で、指揮者違いで観るのも良いが
同じ指揮者の、歌手違いで聴くのも悪くないと思いつつも
ペトレンコ→ハーディング、バレンボイム先生→グッガイス、連夜の指揮者交代は気持ちが追いつかないワイ、お宿へ戻ってビールぐびぐび