あぺちゃんの緊急事態宣言など無視で昨年春の旅行日記続行です
そもそも街名の意味が「お風呂だ!お風呂だ!」という
ゆるく暖かなな温泉保養地バーデンバーデンをヒマに任せてぶらぶらします
ふと目についた八重桜、これ見よがしに大ぶりで、この地の潤沢さを見せつけられているようです
ベルリンとわたくしの地元札幌はどこか似ていて、くすんで冴えない野暮ったさを感じますが
それに比べバーデンバーデンは淫らに豊満で田舎臭い印象
これはバーデンバーデンをディスる意味ではなく逆に「田舎者を語れるのは真の田舎者のみ」という自分勝手な称賛
滞在2日目、早めの夕食は春の風物詩、シュパーゲルをいただきます
メインに分厚いサーモンと極太白アスパラ・サラダ(的なもの)に茹で芋と、一皿でコースが完結するのはドイツ料理の良いところ
オランデーズソースと糖質のカロリーは無視、肉少なめで健康的な食事だったなぁと満足して
夜はこのためだけに来たと言って過言ではないバーデンバーデン祝祭劇場へ向かいます
旧駅舎を再利用のエントランスは懐古の雰囲気いっぱい
面倒くさくなってモザイク処理やめたホワイエでは開演までみなさん飲み物を楽しんでいます
※過疎な日本語ブログに肖像権侵害の苦情が来たらどうしよ〜
外部と対照的に内部は大変モダンな作り、オペラ座の象徴天井から下がる大シャンデリアもシャープなデザイン
演目はヴェルディのオテロ、元から予定だったガッティが(謎の)不整脈で降板し
代わりに振ったのがメータ、57歳の代役が82歳とか不思議な力が動いたとしか思えませんが
わたくしのメータ指揮が見られるとあって文句は言いませぬ、白薔薇の夜