1月2日の海保とおじゃるの接触事故の影響で羽田空港は大混乱、わたくしが乗って来たAY61も2時間遅れてやっと着陸
その先の乗り継ぎオリジナルJL523は間に合う訳もなく、AYが勝手に振り替えたのはANA
旅客を確実に目的地へ送るためには、アライアンスを超える良い図です
事故以降、国内線はANAもJALも他社も全線におよび購入予約に制限がかかり、航空券が発券されただけでありがたい状況でいながら
すっかりおじゃる脳に染まったわたくし、確約されたNH77便を放棄、後続のJL529に変更しちゃいました
とりあえず発券は出来たものの、後続便はチェックイン停止中
チェックイン停止ということはラウンジに入れないという意味です、悲しみ…
ファーストクラスカウンター前の椅子にショボーン座って待つ事しばし、やっとJL529のチェックイン開始
もう北海道へ着きさえすればなんとかなるでしょう千歳到着後の公共交通機関終了を承認しJL529を発券
ついでに空席が出たので、ちゃっかり差額を払って国内線ファーストクラスへアップグレード
羽田ダイヤモンドプレミアラウンジにては、シャワーを借りてサッパリ
風呂上がりは大遅延のお詫び金ホテル代かタクシー代15000円分の書類確認とビールgbgb
23時過ぎに、ラウンジや空港内のモニターが落ちるのを知りました
ゲート前に本日上位クラスの空席待ちは不可との表示、たまたま空席があってアップ出来たことに感謝しかないヅラ
混乱が混乱を呼び、後発便ほど遅延時間は倍々ゲーム、約3時間遅れでJL529は出発
ゲート前の皆さんは疲労困憊の様子ではあるものの、こんな時のおじゃる客の静かな態度には感心いたします
A350入ってすぐL1の壁に新年干支の「龍」の墨書
シートベルトサインが消えて機内サービス開始
日を跨ぎ、もしかしたらタイムオーバーで廃棄され機内食の提供が中止だったらどうしよう…
その心配は杞憂に過ぎませんでした、普通に深夜1時過ぎに夕食として機内食が提供されました
帰国して1回目の機内食が和食なだけでも嬉しいのに
https://kakifly100m.hatenablog.com/entry/2024/01/30/003000
直前が外航AYのなんちゃってすき焼き風味だった後の俵ごはんは、レンチンでも感無量です
食後はとても美味しい緑茶とバウムクーヘンで機内サービス終了
先に書いた通り千歳到着後の公共交通機関はぜーんぶ終了、千歳近隣のホテルは逆に羽田に飛べなかった旅客で満室ですし、そもそも真夜中にホテルへ向かうタクシーもいないし
ベルリンからずっと空港と機内で40時間以上、さすがに早朝の始発乗車までロビー待機は避けたいところ、台数に限りある札幌行きタクシー奪取&ダッシュのため、少しでも早く降機しようと前の席に課金したわけですが
新千歳空港ロビーにてJL529便客に対し、札幌駅行き千歳駅行き苫小牧駅行きの救済バスが待機
結果、札幌駅までバス護送され、そこから自宅まで1500円もかからず丸2日がかりの深夜3時半に帰宅
(もちろんタクシー代1500円は請求いたします)
ところでAYが振り替えて用意したNH77は見事に欠航を食らいまして
もしそのまま乗ろうとしていたら、羽田空港第二ターミナルで泣きながら野宿だったかもしれません
5日にも及ぶ超ディレイドバゲージから始まり、遅延とヘルシンキ置き去りから、続いて海保接触事故の貰い遅延と、「ち」を入力したら「遅延」が予想変換されちゃうくらい遅延まみれ、経験値がますます上がった年末年始のベルリンとバルセロナは終了です